最近、つくづく気をつけないといけないな、と感じることをお伝えしますね。
それは、
PC(パソコン)とリアル(現実)を”意識”して区分けすること、です。
つい、~したつもりになっている気がするのです。
私は海外旅行が大好きで、20年以上前の大学生の時にカナダで自転車旅行をして以来、いつも海外に目を向けて過ごしている感じです。就職も海外駐在員になるために貿易会社に入ったり、今でも毎日でも旅行したいと本気で思ってたりします。
実は、中身は大学生の時とあまり大きく変わっていない気がします(笑)
世界中のどこにいてもいい人生を送りたいので、安定していたワイン輸入会社のセールスマンを辞め、ついにネットショップで起業したくらいです。
実際、PCと電話・スカイプで仕事が完結できる体制を作り上げ、2週間くらいの滞在で旅行を繰り返しています。5年くらい前にフィジーに家族旅行できた時に、感慨深いものがありました。。。
滞在した海辺のホテルで、朝日を浴びながらの朝食の味は一生忘れません。。。
最近は子供がまだ高校生なのと、犬がいますので日本に居ますが、夫婦二人の生活になったら「来月は〇〇に行こうか?」という、時間と場所、経済的自由な生活を目指しています。
さて、普段、PCに向かっていると、様々な情報が入ってきます。特に、海外の地名を入力すれば、そこがどんな街で何があるのか、さらにyoutubeですぐに”疑似旅行体験”ができてしまうのです。
「わあ~、すごいな。きれいな景色だな・・・」
「この山に登ってみたいな・・・」
「この料理、食べてみたいな。美味しいかな?どんな匂いがするんだろう?」
しかも、モニターの画面を大きいサイズにすると、その迫力はすごいです。
さらに、スピーカーも準備すれば、本当にそこにいる感覚を持てます。PC環境の発達は目覚ましく、どんどん良くなっています。
これはこれですごく有難いのです。確かに。
わざわざそこに行かなくたって、その情報が入手できる。
贅沢だとも思います。
でも。
ちょっと待てよ?
自分に問題なのは、「あれ?俺が行ったつもりになっていないか?」です。
無意識に「これでいい」って満足していないか?
流行っている旅行番組やTV番組も、タレントが海外に出かけて行って、その奮闘をおかしく見ているのです。確かに面白いですし、一瞬、その景色には心を動かされますが、 自分がそこに”行った気”になっていないか?
さらに、自分でもそこに行きたくないの?という悔しい気持ちが交錯する時があります。
これは映像であり、自分のリアルではない。
その場所に行くまでの移動時間の流れ、その時の気持ちや風の匂い、気温、周りの雑踏の音など、は感じることはできない。
自分の五感で感じることが大事でしょ?と自分に言い聞かせています。
PCに毎日向かっていると、常に「現実」と自分の「錯覚」を意識する必要がある気がするのです。
さらに私自身には特に、
「~したつもりになって満足していないだろうか?」
と自らに問いただす必要が毎日ある気がする。
年を取って動けなくなってから、あの時行ってくれば良かったと
ならないように意識したいと思います。
かなり個人的な内容なのですが、あなたのヒントになればと願っています。