ぼちょのブログ

海外旅行に飢えてる ネットショップ店長

車 売却 査定 見積もり 愛車との別れ

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今日もお読み頂き、ありがとうございます。

今回は、自分の心の中の、まったく個人的な話になります。。。

 

永く乗った愛車(フォクスワーゲン ニュービートル)を売却、買い替えのため別れることにしました。

別れる、という表現もヘンなのですが、そういう感覚なのです。

 

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7年位乗ったかな。

友人が車屋さんを経営していて、店で売却したクルマのお客さんの買い替え、下取りで入ってきたオンボロなニュービートルでした。

 

最初見た時、「あ!」って思ったんですね。

私が大学生の時にこのニュービートルが発売され、当時は人気がありました。

カワイイ車だなあ、と思って、あんなの乗ったら楽しいだろうな、と思ったものでした。 それを想い出したのです。

しかも、好きなイエローカラーで、マニュアルターボ!

 

当時、ちょうど起業してまだ余裕がなく、苦しい時期でした。

「せめて楽しいクルマに乗ろう、これだったら買えるじゃん」

故障するかも? べつに直せばいいじゃん、って。

 

それからマフラーは落ちるわ、ブレーキは全交換、オイル漏れ。。。たくさんの箇所をコツコツ修理してきました。でも、それは古いクルマなので、消耗・交換部分だったのですね。

修理から帰ってくるたびに、「イエーイ!治ったよー(*‘∀‘)」って言っているような。。結局、故障という故障は一つもなく、いつも元気に走ってくれました。

 

毎日、乗り込むときに「おはよー」って自分を笑顔にしてくれ、帰宅して降りる時は「おやすみ~」と言ってくれている、そんなクルマだったのです。

 

今、買い替えを決意したのは、自分の変革期を感じたから。

今の(居心地の良い)自分はこのまま行く可能性が高い。このまま行ってもまあ、家族と生活はできるだろう。事業も自分で出来るのでなんとかなるが、保証はない。

保証がないのは、自分で選んだ道だからそれは当たり前。

 

でも、今の状態は物足りない。今の何かを変えなければならない。

自分自身の中身を変えるのはもちろんで、環境・持っているものも変えよう。

これ、断捨離(だんしゃり)というものなのかな。

 

さて、何から手を付けるかと考え、自分自身に中途半端なことやったって変わらないだろうと思いました。

え、それだけは困る。。。というものじゃないと。

そうだ、いや、でもなあ。。

いや、これだ。俺の大切にしてきたビートルを手放そう。。。

 

他のクルマを買ってもこれは別にガレージを作って、趣味のクルマにしようと思っていました。ずっと手放すつもりはなかったのです。

でも、お金もかからないし、これでいいやって思っている自分ではだめだ。 

 

それを手放すことにした。

今の自分の目標が達成するまで、好きな何かを手放す。

 

手放すけど、このきっかけに自分をアゲるクルマに乗ることを決心し、その支払い責任を課してみました。

不思議なもので、手放すと決めたら、思いがけない値段で買ってくれる方が現れたんです。

個人売買でクルマ屋さんの査定の〇倍の価格で売れました。びっくりしました。

さあ、これでビートルと別れることは決まった。

 

これで俺は稼がなくてはならない。

次のクルマは資金が出来てから、ではなく、乗りながら資金を用意する、です。

今やらなければ永久にやらない。

払えなくなったら、その時に考えよう。

 

クルマがすべてではないし、あくまでもモノ、移動手段ではある。

でも、普段触れているもの、持っているものがアイデンテティーになる(こともある)。

 

自分の”在り方”が変わる一つの手段になるかもしれない。

それを意識することで、自分の高みを望めるかもしれない。

 

今回のクルマは目的ではなく、自分の目標達成のための一つの手段。 

今の「自分の普通のこと、あたりまえのこと」を壊して、何かを自分に課す。

 

自分に強制的に”スイッチ”を入れよう、そう決意した。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。