前回の続きです。
※前回の記事はコチラです
あ、そもそも、はちみつの”酵素”ってどうやってつくられているのかご存知ですか?
実は、はちみつの”酵素”はミツバチの唾液(だえき)に入っているのです。
営業的な外回りのミツバチが花から蜜を集めて、一旦、体内に入れる。それを巣箱に持ち帰り、内勤のミツバチに口移しでパスします。その内勤ミツバチが巣箱にきちんと保管するので、2回もミツバチの体内を通って唾液とともに酵素ダブル!となり(笑)、保管されます。
これが、めちゃくちゃ栄養価が高く、「巣はちみつ」という商品がありますが、これは最高の自然健康食品、となります。
熊のプーさんがよく召し上がってますね。
実際、食べてみると、口の中に甘い味が広がり、それはそれはシアワセな気分になります。😁
また、ついでですが、はちみつってなんで、こんなに粘度があるのか?ですが、これははちみつは本来、ミツバチが自分達で食べるためのものですので、保存を効かせるために水分を飛ばすのです。水分値が低ければ、長期保存がきくのです。
ミツバチたちは健気に自分達の羽根でぶんぶん言いながら、乾燥させているのです。本当にドライヤーを貸してあげたい気持ちになったものです。(笑)
ちなみに、ミツバチ一匹が生涯をかけて集めるはちみつの量は「ティ―スプーン1杯分」だそうです。私はそれを知って以来、一切無駄にしなくなりました。
確か、ドイツだったかと思いますが、はちみつについて「〇〇℃以上の温度ではちみつを熱加工処理してはならない」というような、厳格なはちみつの法律・定義があったかと思います。
この方のブログに参考になる記事が書かれてますね(引用させて頂きました)
ドイツをはじめ、ヨーロッパ諸国は、はちみつについて歴史が長く、管理もとてもきちんとしています。
また、近年、それ以上にしっかりしているのは「マヌカハニー」で有名なニュージーランドです。ニュージーランドは、農産物輸出が主産業なので、畜産物(はちみつは畜産物です)の管理がとても厳格にされています。
マヌカハニーは偶然にも、健康効果を発見されたのですが、ニュージーランドの養蜂業界がその価値を高め、今では世界中で人気があり、高額なものになっているんです。
もし、買うのでしたら、価格もピンキリですが、マヌカハニー UMF12+(以上)のものを摂取することをおススメします。健康効果を感じる最低の度数らしいです。
また、健康を意識して国産はちみつを買う時は、「生はちみつ」と詠っているものや「低温充填」されたもの、またはお住いの地元の養蜂家から直接買うのが一番カラダにいいですので、おススメします。つまり、できるだけ自然のままで、熱をかけてないもの、ですね。
なお、低温で処理されているはちみつには酵素はもちろんですが、細かい花粉(ビーポーレン)も混ざってますので、健康維持には最適なのです。はちみつの種類にもよりますが、はちみつの「濁り」は一般的には栄養価の高い花粉ですので、そのまま摂取するといいですね。
「そば」はちみつなんて、真っ黒なので、そばの花粉が入っているのではないかと思います。一般的に食べにくいものが多いのですが、健康効果が高いのです。
春になって、ミツバチも忙しくなって来る時でしょう。彼らは、人間の生活に重要な協力者です。ぜひ、ミツバチを見掛けたら、可愛がってあげたいものです。
あなたの何かのお役に立てばと願っています。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。