私は北海道に住んでいますが、さすがにこれは見たことがなかった。
それは、熊(ヒグマ)のうんこ です。
食事中の方、すいません💦
今回、北海道大学の学祭で展示されていたので、シェアしますね。
北大ヒグマ研究グループさんの展示から
私は北海道大学の学祭、北大祭には毎年のように出かけています。
先のブログ その1はコチラ↓
このうんこは、左から「エゾシカ」「とうもろこし」、そして「草・植物」を食べた時期のものだそうです。
エゾシカは山の中で死骸を食べることがあるそうです。その毛とか混ざっているので、超リアルでした。。💦 ん~、自然だ。。。
とうもろこしは、収穫シーズンになると熊が畑を食い散らかすそうです。
実際、毎年のように熊に荒らされたとか聞きますので、そうだろうなあと。
人間が食べておいしいんだから、そりゃ狙いますよね(笑)
でも、本当にとうもろこし?だね。。。と、カタチのまんまなので、どうやってこのうんこを採取したのかな?という疑問もあります。
聞くの忘れました。。
最後に草・植物なのですが、これも、深緑で画像ではおわかりにくいかもですが、韓国のりを大雑把にカットしたやつ、みたいな感じなんです。
山の中で、行者ニンニクとか、山菜をむしゃむしゃ食べているのかな。。
あれ、行者ニンニクって知ってます?信州以北の高山地域に生えるネギ科の多年草です。北海道では結構、低山でも採れるので、そのおいしさから山菜の王様?です。
おひたしにするとンまい!臭いけど。(笑)
上の食性を見ると、アリとかも時期によってはうんこに混ざってくるようです。
ハチはなんで?と思いましたが、クマのプーさんがはちみつ好きですから、まあそうだろうなあと。
ん?はちみつはわかるけど、ハチは逃げ遅れて蜜にくっついて食べられてしまうのかな。
さらにびっくりなのは、
熊(ヒグマ)のうんこは臭くない、らしいです。
なので、同研究グループの皆さんは、何を食べているのか?調べるために、かなり顔を近づけて?中身を見て調査するとのお話しでした。
へえ~、ですよね。
ネットで見ると匂いそうな画像がたくさんありますが、そういうのはどうなんだろう?と思います。
試しでも嗅ぎたくないけど…w💦
でも、こうやって思いもよらなかったこと、知らないことが知れるのは興味深いなと思いました。こういうの、学園祭ならではですね!
さて、これから北海道は夏の観光シーズンを迎えるのですが、人間のごみや不注意で熊が食物にありつくと、人も熊も悲劇になりますので、ぜひ、旅行に来られる方はご注意頂ければと思います。
熊に限らず、野生動物には餌やりなども絶対にしないでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。