人は皆、それぞれの悩みを持っていると思うのですが、その悩みをどうやって解決するかと考えていると思います。
もちろん、私も悩むことはたくさんあります。でも、ちょっと気が付いたことがあるので、お伝えしますね。
写真ACより
まず、悩みには、自分で努力して解決できることと、出来ないことがあります。
この場合、自分の努力では解決できないことに悩んでしまうことがあります。たいがいは自分以外の他人のことでの悩みです。
私の場合、これに悩んだところでどうにもならないので、すぐに悩むことをやめるようにしています。そう、他人は変わりませんから、嫌だったら離れるか自分が変わるしかない、と思います。
でも、その見極めを早めにするために、そのこと(悩み・問題)を上から見れる余裕を持つことが大事だと思います。
イメージすると、自分が出演しているその”劇場”を上から見ている感じです。
当事者としての自分から、ぱっと離れてみることが出来るようになれば、かなり楽になります。
それと、時間的にずっと先のことについて悩んでも仕方がないことも多いです。この場合、悩んでも変りませんから、今からその準備をするしかないですよね。
また、自分で努力して解決できることで悩む場合のほうが苦しかったりします。この場合、実際には自己嫌悪との闘いでもあるからです。
お恥ずかしいことに、私はこの状態がとても多いのです。
なんでも自分で決める人生にしようと思って、今では決められる状態にはなっているのですが、今度はその状態から悩むことがたくさんあるのです。
でも、ある時、気が付いたんですね。
まず、悩むのは、その物事についての”自分の判断基準”を決めていないから。
予め、“自分の判断基準”を決めておけば、悩むことはないのです。
例えば、
このことには、これ以上の時間をかけない。
この事業には、〇〇万円以上の資金は使わない。
この問題には、このように対処する自分のマニュアルを用意しておく、等。
いやらしいことを言うと、人との関係では、この人との付き合いはこのラインを超えない、などと、自分の基準を前もって決めておく。
その自分の決めた基準、ラインに沿って行動すればいいのだと気が付きました。
あともう一つ、私に決定的な問題があることに気が付きました。
悩んでいる、と言うことは、つまり、悩む「時間」がある=「ヒマ人」だということです。自分はこれでもまだ根詰めて物事に当たっていないんだな、と気が付きました。
これに気が付いた時は、実に情けなく恥ずかしい気分になりました。。。
まとめます。
悩む前に、
:自分で努力すれば解決できることなのか、そうではないのか?を判断する
:物事への自分の判断基準を決めておく(即断即決)
:悩んでいるってことは、実はヒマ人で時間を無駄にしていること
さらに、そのことに気が付くために、”当事者”としてではなく、俯瞰することが大事だと思うのです。肝に命じておこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの何かのヒントになればうれしいです。