私の職場は自宅からクルマで5分くらいのところにあります。
所謂、職住近接なのですが、このようになるまで紆余曲折してきました。
私が感じた職住近接のメリットとデメリットをお伝えしますね。
写真ACより
私は、現在は北海道に住んでいますが、もともとの生まれは千葉県です。
幼少の時に千葉、小学校から大学までは埼玉で育ち、就職した時は埼玉の実家から片道1時間半かけて東京駅まで通っていました。
職場まで往復3時間もかかり、かなり遠かったのですが、なんとなく、職場に近くて家賃も高い東京都内に住むのを避けていたのですね。
でも、3年位経った頃に、どうしても通勤電車が嫌でたまらなくなり、生き方を考え直そうとしていた矢先に、念願だったオーストラリアに転勤となりました。
東京での電車の生活から海外の片田舎でのクルマの生活に変わり、片道20分の通勤、毎朝、美しい海沿いの道をクルマで走りながら、職住近接的なこういう生活があるんだと初めて知りました。
すんごいギャップでしたけど💦
帰国してからは、家族の関係で北海道に移住後、会社に勤務して片道40分くらいかかっていました。
独立起業して、自宅兼事務所の時代を経て、現在は自分の事務所まで車で片道5分です。
確かに、今の私と埼玉に住んでいた時の環境は違いますし、自分が選んだ事務所なので何ともですが、もし、東京や大都市圏に住むことがあるとしても、できるだけ職場から近いところに住むんじゃないかなと思うのです。
職住近接の何がメリットか?
:通勤で体力を失わない
:無駄な時間を減らすことができる
:家族と過ごすこともできるし、仕事をすることもできる選択肢がある
:共働きだったら、子供を迎えに行くなど、夫婦双方のヘルプがしやすい
:歩いたり、自転車で通える
:スポーツジムに通うなど、運動する時間も確保できる
:あまり職住が離れていると、ONとOFFが開き過ぎてしまい、ONにするのが大変
金曜の夜(ハイ)と月曜の朝(鬱w)の気分の抑揚の差が大きすぎて大変(でした、私は(笑)
デメリット
:都会は比較的、自然環境が少ない
:住環境が割高で狭くなることはある
:休日が充実できないのでは
:会社が生活圏にあるのは嫌に感じる方もおられるかも
しかしながら、今思うと、物件や家賃は高くなったかもしれないが、通勤にかかるその時間や体力をコントロールできるので、換算したら人生でトータルに見て、本当に高いものになるのかどうかは疑問に感じます。
さらに今では副業が認められる傾向にあるのですから、その時間を副業・将来の為の時間に充てれば収入は増やすことができるのではないでしょうか。
さらに、では、通勤圏のその住んでいる地区がそんなに東京都心と違うか?というと、私の住んでいた街に限って言えば、大きなビル群は無いものの、大きな公園が近くになかったりして、むしろ、東京都心の大きな整備された公園のほうが魅力的に映っていたような記憶があります。
今現在、私は田舎に住んでいますので、全くご参考にはならないでしょうが、都会でも田舎でも時間の有効活用と体力の温存などできることから、職住近接を意識すると人生のプラスになるような気がしてなりません。
思い切って、都心に住む 選択肢もアリだったんじゃないのかな、とも思うのです。
今回は、極めて個人的な考えなのですが、あなたの何かのヒントになればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。